• ドラゴン タイガー1 初期型 「ミハエル・ヴィットマン」 その5

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    せっかくフィギュアがあるので、情景仕立てにしてみましょうって事で、東急ハンズで買ってきた木製の飾り台を使う事にしました。

    タイガー1 初期型 ミハエル・ヴィットマン

    タイガー1 初期型 ミハエル・ヴィットマン

    大きさが30センチ×20センチで、フィギュアを含めるとスペースが足りませんが、手持ちにこれしかないので。。。

    情景というよりヴィネットみたいな感じでしょうか。

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    ニスを塗る前に、外枠部分をサンドペーパーで念入りに磨いておきます。
    番手は240→320→400の順に磨きました。

    よ~く磨いてツルツルにしておかないと、ニスを塗った時にムラが出てしまいます。

    特に木目に直角な方向は、かなりざらついているのでツルツルにしておかないと色が濃くなってしまいます。

     

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    台座に色を塗ります。ニスと着色が一緒に出来るのもありますが、分けた方がきれいに仕上がります。

    着色に使うのは左側のポアーステインという水性の塗料です。その後右の透明ウレタンニスを塗って保護します。

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    刷毛ですり込むように塗っていきます。
    ポアーステインの良い所は、塗装すると木目が出てくるんですね。

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    着色が終わりました。
    見えなくなる上面はサンドペーパーで磨かなかったので、筆ムラの跡がすごく残っているのがわかります。
    こうなるので表面はツルツルに磨いておく必要がありますね。

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    最後に透明ニスを塗って保護します。
    ステージの部分もニスを塗っておきました。木が水分を吸って、湾曲してしまうのを防げます。

    ニスはムラになりやすいので、乾かしながら2度塗りか3度塗りに分けて仕上げます。
    乾燥時間のラグを考えると、台座は早めに仕上げておいた方がいいですね。

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    ニスを乾かす間に、地面の部分を作りましょう。

    ベースのサイズが小さいのですが、情景では車両は斜めに振るのが一般的のようですね。

    2センチ厚のスタイロフォームをカッターで切り出して、大まかな地面の起伏などを出していきます。

    スタイロフォーム

    小さなベースなので、そんなに複雑な起伏はつけませんでした。
    手前側は一段低くしています。

    スタイロフォーム
    最終的にこのようになりました。
    奥側はスタイロフォームをデコボコに切ったものを貼り付けて、盛り上がった地形にしています。

    では今回はここまでですー。


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  • ドラゴン タイガー1 初期型 「ミハエル・ヴィットマン」 その4

    今回はフィギュアの組み立てです。

    タイガー1 初期型 ミハエル・ヴィットマン
    このようなポーズのフィギュアはなかなか新鮮じゃないでしょうかね。
    このフィギュアが欲しくてこのキットを買ったようなものです。

    全員黒服だから塗装は楽そうですね。

     

    タイガー1 初期型 ミハエル・ヴィットマン

    襟章などの階級章がモールドになっているのですが、タミヤの階級章デカールを使うつもりなので削り取ってしまいました。

     

    タイガー1 初期型 ミハエル・ヴィットマン

    インジェクションフィギュアはパーティングラインの所でしわが不自然に途切れているので、丸やすりを使って彫り込んであげます。

     

    タイガー1 初期型 ミハエル・ヴィットマン

    パーティングラインをカンナがけした後の最終仕上げは800番のサンドペーパでヤスリます。

    AFVでは400番をよく使いますが、フィギュアの場合はちょっと気を使って細かいヤスリで成形するようにしています。

     

    タイガー1 初期型 ミハエル・ヴィットマン

    袖口の開口をやってみます。
    手を一旦切断した方がやりやすいですが、付いたままでも出来ます。

    デザインナイフの刃先で、薄皮一枚残して袖口の外周に切り込みを入れます。

    タイガー1 初期型 ミハエル・ヴィットマン

    内側(手首の外周)にも切り込みを入れ、その間を彫り込んでやると三角錐の窪みができて穴が開いているように見えます。

     

    タイガー1 初期型 ミハエル・ヴィットマン

    ヴィットマンはクラッシュキャップですが、かぶり方が異常に浅いので修正します。

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    深く被らせるため、頭のてっぺんを削ってやりました。
    フィギュアはちょっとした気配りで、意外と大きく見栄えが変わったりします。

    タイガー1 初期型 ミハエル・ヴィットマン
    これで自然になったと思います。だいぶ削ったんじゃないでしょうか。

    帽子をかぶってみればわかりますが、縁は耳元まで来るはずです。デフォルトの位置は耳一個分くらい隙間が開いてました。

     

    タイガー1 初期型 ミハエル・ヴィットマン

    今回は腕を組んでいる複雑なポーズなので、両面テープに仮固定してしっかりすり合わせをしておきます。
    この作業を怠ると、後でちょっと痛い目を見ることになります。

    ヴィットマンと向かって左側の人がうまく合いません。

    タイガー1 初期型 ミハエル・ヴィットマン

    後ろから見ると分かりますが、腕同士がぶつかり合っているせいで、上手く合わなのです。
    実物の服は接触すると凹みますが、プラモデルだと当然凹みません。

    タイガー1 初期型 ミハエル・ヴィットマン

    しわのモールドが出っ張っているのが原因なので、画像の赤い部分を削る事にしました。

    タイガー1 初期型 ミハエル・ヴィットマン

    最終的にこれ位削り込みました。合わない所はごちゃごちゃ考える前に思い切って削ってしまう方が早いような気がしますね。

    余計な部分まで削れてしまいますが、ここは後でパテで修正します。

    タイガー1 初期型 ミハエル・ヴィットマン

    削った所はかなり余裕ができているのがわかると思います。
    これでも手のひらはぴったりフィットしないのですが、これはあきらめましょうw

    ウェーブ エポキシパテ
    削りすぎてしまったらパテで復旧します。
    画像のウェーブのエポキシパテ(軽量タイプ)は硬化が早く、また硬化後も切削性が非常に高いのでフィギュアの整形には良く使います。

    ウェーブ エポキシパテ
    エポキシパテは少しずつ付けて、伸ばすように盛り付けていくのがポイントです。

    パテとプラの境界は水を付けた指でベちゃっと押しつけると上手くなじんでくれます。

    タイガー1 初期型 ミハエル・ヴィットマン

    塗って30分位すると硬くなり始めるので、しわを復旧してみます。

    爪楊枝の先端を削って鋭利にしたものをヘラ代わりに使っています。
    元あったモールドを写真に残しておいて、参考にしながら入れてくと良いです。

    難しそうに見えますが、エポキシパテによるしわの復旧は意外と簡単に出来るので皆さんもぜひやってみてください。

    タイガー1 初期型 ミハエル・ヴィットマン

    上手く出来たと思っても、サフを吹いて確認してみるとぼこぼこが残っているのがわかります。
    これはあとで平らにする必要があります。

    個人的にフィギュアはサフ吹き必須だと思いますね。サフを吹いてみないと分からない事も多いです。

     

    タイガー1 初期型 ミハエル・ヴィットマン

    フィギュアの組み立てが終了ですー!

    完成イメージとしてはこんな感じでしょうか。

    記録写真をモチーフにしたフィギュアってあまり見ませんよね。メーカさんにはこういうフィギュアをもっと出してほしいです。

    では今回はここまでです。


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  • ドラゴン タイガー1 初期型 「ミハエル・ヴィットマン」 その3

    砲塔後部のエスケープハッチは接着剤を付けなければ可動式になりますが、軸がプラスチックのダボになっていて強度的に心もとないです。
    タイガー1 初期型 ミハエル・ヴィットマン

     

    元々あったプラの出っ張りは削り取って、0.5ミリの金属線に置き換えました。
    タイガー1 初期型 ミハエル・ヴィットマン

    タイガー1 初期型 ミハエル・ヴィットマン
    経験上、こういうのは何回も開け閉めして遊んでると折れることがあります。

     

    タイガー1 初期型 ミハエル・ヴィットマン

    とにかくこのタイガー1は“細部考証の塊”みたいなキットですw

    防盾にある同軸機銃用の穴は指揮型では塞がれているそうで、中には溶接で後から埋めた車両もあり、今回のドラゴンのキットはそれを再現しており、わざわざ穴を塞ぐためのパーツが別になって入っていました。

    なので穴が開いた通常のバージョンでも組むことができるように配慮されています。

    こんな細かいことまで配慮するのは世界中のメーカーでもドラゴンだけじゃないでしょうか。

    タイガー1 初期型 ミハエル・ヴィットマン

    S04号車は砲塔左側面の予備履帯が2番目だけに付けられていて、ほかは脱落しているとのことです。

    履帯交換ワイヤーもないってことは履帯が一度壊れたって事なんでしょうか?
    まああまり深追いする事ではないですね。

    下のラックにあるピンは伸ばしランナーで自作しました。

     

    タイガー1 初期型 ミハエル・ヴィットマン

    インストではコマンダーキューポラにカニ眼鏡が付きますが、これはヴィットマンのタイガーに固有の物だそうで、S04号車で作る場合は付けません。

    一番最初にも書きましたが、S04号車はヴィットマンのタイガーではありません。
    まー、そんなの言われないと分かりませんけどねw

    インストにはそのような考証の事は書いてなくて、ただイラストがあるだけです。わからなければ自分で調べろやってことなんでしょうかね。

    タイガー1 初期型 ミハエル・ヴィットマン

    タイガー1 初期型 ミハエル・ヴィットマン

    タイガー1 初期型 ミハエル・ヴィットマン

    これにて完成となりましたー。
    これはもうプラモデルというより一種の芸術品のような気がしますね。

    ドラゴンの初期型は一度作った事があるので割とスイスイ作れました。
    タミヤのようにサクッと完成する訳ではないですが、ドラゴンもスマートキットになってからとても作りやすくはなっていると思います。

    製作上注意が必要なのは、後ろのファイフェルフィルターの組み立てでしょうか。
    ここはインストだけではちょっと分かりにくいので、仙波堂さんのサイトを参考にしてみてください。

    後ドラゴンではお約束ですが、インストにいくつか間違いがありますので注意しましょう。

    タイガー1 初期型 ミハエル・ヴィットマン

    指揮型なのにアンテナが伸びた状態で組めないのはちょっと残念です。

    他はほとんどディテールアップ不要で、ストレートで組むだけですさまじい解像度のタイガー1が出来上がります。履帯はDSですがたるみも付けやすいし、ディテールも申し分ありません。

    では今回はここまでとなります。


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