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2017.10.31

1/35 タミヤ ドイツ18トン重ハーフトラック その1

今日で10月も終わりですね~。今日の最低気温はなんと9度!何かの間違いではw
毎年この時期は気候がコロコロ変わって体調を崩してしまった事が多く良い思い出がありません^^;

 

 

さーていよいよこのでかぶつを作りましょう^^
18トンって今考えてもとんでもない数字ですよね。3号戦車がだいたい20トン強ですからそれとほぼ変わらないって・・・
数あるドイツのハーフトラックの中で、この18トン重ハーフトラックは戦場で故障した戦車を回収する「戦車回収車」として活躍しました。

「ハーフトラック」という呼称は米軍が使っていたそうで、日本語では「半装軌車」。戦車みたいな全装軌車(全てを履帯にする)だと不整地走行能力は上がるものの、「生産コストがかかる」「メンテナンス費用が高い」「信頼性が低い」と言ったデメリットが生じます。それならば後半分だけ履帯にしてしまおうと言う発想で生まれたのがハーフトラック。

ドイツ軍では第2次世界大戦の少し前からハーフトラックの開発が始まっていたようです。第2次世界大戦でドイツ軍が電撃戦という機動力を重視した作戦を展開するようになると、歩兵は徒歩では戦車の進軍速度に付いて行けなくなりました。そこで用いられたのがハーフトラックなどの装甲車両。歩兵を装甲車両に乗車させることで戦車に追従できる機動力を持たせる事ができたのです。

このような機動力を持つ歩兵は「機械化歩兵」と呼ばれました。ただし第2次世界大戦で完全に歩兵を機械化できたのは米軍くらいで、あんなにいっぱいハーフトラックを持っていたドイツ軍ですら機械化率は非常に低かったようです。

 

 

箱開けると海外キットか!?を思わせるようなパーツの数。タミヤのAFVモデルでこんなデカイ箱見た事無いですねー。でもタミヤだからきっとパチピタで決まるんでしょう^^

 

戦車と違っていきなりエンジンの組立からスタート。
マイバッハ HL108 12気筒エンジンです。エンジンとかインテリア再現があると昔カーモデルをやってた頃を思い出すな~。

エンジンは熱で鉄の表面が変化します。溶きパテ(瓶入りサーフェイサー)をたたくように塗って表面を荒らしておきます。

エンジンって一体何色で塗ればいんだろう?カーモデラーやってた身からすると、「エンジン=黒で塗る」みたいな固定観念があります^^;実物の検索かけたけど全体のディテールが写った写真は見つかりません・・・
とりあえず黒っぽい色だろうと推測。まず全体を黒で塗って、

グレーをちょっと混ぜてハイライト。

金属部分はメタルカラーでドライブラシ。

AFVモデルですから、埃色でウォッシングをかけて軽く汚しておきました。

排気管はデッキタンをまだらに塗って、

エナメルの茶色とか赤で染めて行くと焼けた排気管っぽくなります^^真っ赤にはしないで下を透けさせておくのがミソ。

 

なんでこんなに多いんじゃい!と切れそうになった転輪w
ハーフトラックなのにこの数ですよ。しかもタイガーみたいな千鳥配置。アメリカのハーフトラックとはえらい違いです。

おおこれはすごい!
前輪は舵が切れるだけでなく、左右の傾き(ロール)まで再現されているではないですかー(^^)
ジオラマにすると面白いでしょうね。

長~い車体が出来上がり。この辺も必要最小限の分割で出来てるのがタミヤらしいですねー。

ハーフトラックみたいに内装のあるキットは、「どの段階で塗装するか」でいつも悩みます。全部組んでしまうとどこかしら塗れない部分が出て来ますからね。ある程度組んだ段階で塗装しようと思います。

2017.10.28

ジオラマ「バルバロッサ作戦」 完成編

初夏から始めたこの作品、今ではすっかり秋の気配を感じさせる時期となってしまいましたw

 

週末はまたもや台風と言う事で昨日急いで持ち出して撮りました~。




ヨーロッパの田舎道のイメージで風景的なものを作ってみました。
ドラゴンの3号突撃砲a型とそれに付いてきたフィギュアを使いました。壊れた建物はおなじみミニアートです。

 



田舎道にそびえたつ巨大なお家です。

これが一筋縄じゃいかないシロモノでして・・・モナカ割でパーツを付けるたびに隙間ができるわ、合わせ目はパカパカ割れてくるわでよく切れずに最後までつくったなぁとw
壊れた骨組みや割れた窓ガラスは追加工作。瓦礫も撒いてダメージを受けた風に。

 

作ってて思ったのは「この家は必要だったのか?」と言う事。
今思えばなんでこんな大きな物を選んでしまったんだろうか・・・小さい廃墟とかもあったのにね。
これのせいでベースが大きくなってしまい、ジオラマ自体が間延びした印象を受けてしまいます。レイアウトというのは単純なようで意外と難しいんですね。もうちょっとコンパクトにまとめても良かったかな・・・って前も同じような事を言ったような。

 

指さししているのは、パンツァー・マイヤーことクルト・マイヤー。バルバロッサ作戦でマイヤーはLSSAH(ライプシュタンダルテ・アドルフヒトラー)の装甲偵察大隊の大隊長を務めました。

迷彩スモックはオークリーフパターンにしてみました。武装SSならではですね~初夏の情景に馴染みます。

 


この2人はちょっとだけポーズを変えてみました。出来上がってみれば全く違和感はありませんよね。これも1種のものぐさですねー。

 

 

1939年、ドイツ軍のポーランド侵攻により始まった第二次世界大戦。

第一次世界大戦での敗戦したドイツは巨額の賠償金支払いに追われ、さらに1929年、アメリカを発端とする世界大恐慌が起こります。

当時、植民地を持っていなかったドイツや日本などは、経済的に追い詰められる事となりました。そんな中、ドイツで現れたのがヒトラーです。ヒトラー率いるナチスは公共事業、軍需産業に力を入れて雇用を生み出し経済を回復させ、さらにはドイツ民族至上主義をもとに領土拡張を掲げオーストリアの併合、チェコスロバキアの割譲など勢力を拡大していきました。 
1939年には独ソ不可侵条約を締結し、9月1日にポーランドに侵攻。これに対し、ポーランドと同盟を結んでいたイギリス・フランスがドイツに宣戦布告し、第二次世界大戦が始りました。

その後、ドイツは様々な国へと侵攻して行き1年も経たないうちにヨーロッパ大陸を占領してしまいます。残す抵抗勢力はイギリスのみとなりました。
しかし、フランスとイギリスは海峡によって隔てられており、強力なイギリス海軍をドイツ独りで破るのは不可能でした。そこで上陸するためにはまず制空権を獲得しようと考えます。この制空権をかけた戦いが「バトル・オブ・ブリテン」と呼ばれる作戦です。

しかし最終的にドイツはこの戦いに敗れてしまいます。イギリス本土上陸を断念したドイツは今度は戦線を東へと移し、1941年6月、独ソ不可侵条約を破ってソ連へと侵攻していったのです。

ヒトラーは「ソ連は腐った建物のようなもで、ドアを一蹴りすれば崩壊する」と豪語し、短期間で決着がつくと思っていました。
またロシア人を劣等民族と見なしており、ソ連含む東方は自分たちが支配する権利があるという思想もソ連侵攻の理由となりました。

 

 

バルバロッサ作戦の敗因として、

・例年より早い冬の到来
・ヒトラーがソ連を見下していた事
・ソ連軍の反撃が予想以上に激しかった事

などが主な理由のようです。

開戦当初こそドイツ軍の一方的な奇襲となり快進撃を続けいったものの、ヒトラーの目論見は外れ、戦いは長期戦の様相を呈して行きます。

10月になりドイツ軍はモスクワまであと少しまで迫っていましたが、秋の長雨により地面はぬかるみ進軍できない状態に陥り、この間にソ連軍に反撃準備の時間を与えてします。さらにこの年は例年より早い冬が到来し、冬季装備も十分でなかったドイツ軍の進軍速度は鈍り、ソ連軍の抵抗も激しさを増して行きます。12月初旬、ついにドイツ軍は退却を始め作戦は失敗に終わりました。 

2017.10.27

3号突撃砲 A型 バルバロッサ作戦 1941 ⑰

今回で最終回!
各部にウェザリングを施して情景になじませていきます。

車体の汚しはお馴染みのピグメントで。ケチくさいので100円ショップのパステルを茶漉しで粉末にした物も混ぜ合わせて色をつくります(笑)

とりあえずこんな感じで2色用意。

アクリル溶剤を塗って、まずは湿った土のイメージで、暗めの色を下部中心にまぶしていきます。

続いて明るい乾いた土色を上の方にも塗りつけて、

アクリル溶剤を筆で弾いて固着させます。

乾いたら、余分な粉を落として調節して出来上がり。

ジオラマ作品では、たとえ精密なキットであってもモールドが隠れてしまうほどのウェザリングを施します。もったいない気もするけれどウェザリングをやらないと、「上から置きましたね」感が出てしまいます。
地面になじませるためのウェザリングと言う事ですね。


車体上部はエナメル塗料を流し込んだりピグメントを擦りつけたりで、埃をかぶった感に。

 

デッキに載せる積荷も使い込まれた状態にしていきます。シルバーを塗った上にシリコンバリアーを塗って、

カリカリと。

こんな風に載せるんだけどこのまま載せただけじゃまずいですよねー。本物は荷物を乗せて進軍するわけだから、落ちないようにロープで括りつてやらないとな。

ロープは建築用の水糸を使うと良いんだけど、手持ちに丁度いい太さのがなかったので裁縫用の糸で代用^^;

なんか違うよう・・・ロースハム縛ってる糸に見える(笑)水糸にしとけばよかったorz

 

 

最後はフィギュアです。

動き回ったり寝そべったりする歩兵ですから、いたる所に汚れが付いているはずです。
模型ではあんまりやるとうるさくなるので、下半身を中心に汚していくと見栄えが良いですね。
エナメルの埃色を数作って混ぜ合わせながら、擦りつけて行きます。

塗料だけで複雑な階調にしていくのはなかなか難しいですね。まぁ雰囲気は出たかな?こう言う細かい作業が地面に乗っけた時に効いてくるんですね。

 

 

いよいよベースに接着だー!
最後ですから慎重に。靴底はちゃんと接地するように削ったり盛ったりして調節していきます。

 

 

あぁ終わった~!マスキングテープを剥がす時が全てから開放される瞬間。でもひっ付いてて上手く剥がれなかった(´ ▽`)
次回、完成編です。

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