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  • 田宮模型の仕事をもう一度読む

    田宮模型の仕事
    ヴィネット作りが遅々として進みません。
    こんな時は読書でもするのが一番ですね。
    田宮模型の仕事をもう一度読んでみました。

    今回は田宮会長の人柄に着目して読んでみました。
    田宮会長って、最近めっきり減ってしまった“ザ・経営者”って感じがする人ですね。
    経営センスに、昔ながらの職人魂も持った人。
    会社ってのは今は立派な企業でも昔は個人商店みたいな所って結構多くて、
    それこそ自分一代で自社を築き上げた松下幸之助や本田宗一郎と言った伝説の経営者たち・・・田宮会長も彼らと同じように尊敬されるべき人だと思んですが、いかんせん模型界自体知名度が低すぎますからね・・・

    そんな田宮氏の模型人生は決して順風満帆ではありませんでした。
    元々父がやっていた製材業の跡取りのような形で入社した田宮氏。
    昔の模型は木製だったんですね。
    戦後は自社でも工作用の模型を製造するようになりましたが、その矢先会社が漏電で火災という災難が降りかかる。
    何とか操業は再開したものの大量の借金を抱えることになり、田宮氏自身も借金取りで食いつなぐような生活を強いられることになりました。
    さらに母親は病気で亡くなり・・・、まさに泣きっ面に蜂です。
    でもそれで終わりません。

    ようやく模型メーカーとして軌道に乗ってきたと思われた時、なんとアメリカから「プラモデル」がやって来てしまったのです。
    田宮模型にとっては黒船来航の様な出来事だったでしょう。
    なにしろ今までやってきたことが全否定されることになったわけですからね。
    木製模型の需要は減少の一途をたどり従業員もどんどん去って行ったそうです。
    そんな訳で、しぶしぶプラモデル製作に転向することになりました。

    そこからの道のりも決して楽な物ではありませんでした。
    なにしろプラモデルをどうやって作るのかもわからない。
    あちこち情報を聞きまわり、図面は知人に描いてもらったそうです。
    さらに一番の問題は傲慢な金型屋でした。
    どこに頼んでも断られ、やっとのことで出会った金型屋では、とんでもない金額を吹っ掛けられました。
    それでもやってもらうしかありません。
    そんなで出来たタミヤのプラモデル第一号「戦艦武蔵」でしたが、これが大赤字で終わることになります。
    別の会社(ニチモ)が自分たちよりはるかに安い価格で武蔵を販売してしまったのです。

    資金が底をつき、仕方なく時代遅れの木製模型を再び作ったり、不要になった玩具の金型を再利用したりしてどうにか食いつなぐ日々・・・
    そんな田宮模型でしたが、第2作目は社運をかけた起死回生のキットを出すことになります。
    これが有名なドイツのパンサー戦車でした。

    この先は自分で買って読んでくださいw
    ここまで読んでも現代人からは想像もできない壮絶な人生を歩んでいることが分かります。
    やっぱ人間絶望しないと駄目だねと思いました。
    お先真っ暗と言うほど絶望してはじめて道が開ける。
    はじめて、腹が据わる。
    物資も豊かでは無かった時代、並大抵な苦労ではなかったと察します。

    いままで数々の模型メーカーが誕生しました。
    中には、消えて行った会社もあります。
    田宮模型がいまだ「世界のタミヤ」として評されてるのは、こうした苦悩の経験が活きたからこそでしょう。
    そしてなにより田宮氏自身がずば抜けた模型的センスを持っていたからでしょう。
    まさに伝説の経営者にふさわしい人物だと思います。
    田宮模型の仕事、全ての模型を愛する人へのバイブルです。
    まだの方はぜひ読んでください。


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  • タミヤからフェラーリ消える・・・

    もう半年も前の話なんですが、タミヤのフェラーリ製品が販売中止になったそうですね。
    HPに言ったらフェラーリ製品がカタログからごっそり消えてました。
    最近は何があっても驚かないんですがこれにはさすがにびっくりですよ。

    これはタミヤにとっても自動車モデルファンにとってもかなりの痛手では。
    自動車モデルの魅力と言えばフェラーリの様なカッコイイ高級車を模型で作れる所にあります。
    特にF1のフェラーリはタミヤが数多くキット化してきましたから。
    僕も昔カーモデルをやってたのでタミヤフェラーリにはたくさんの思い出があります。
    それも全部無くなるって・・・
    今後プレミア価格になるのを見越して皆あわてて買いだめしたりするんでしょうか。

    なんでもかんでも規制でがんじがらめの時代、
    こんなんじゃますます模型離れが進行するだけじゃないかと思ってしまいます。
    版権問題とのことですが今後解決すればまた再版されるんでしょうか。そう願いたいです。


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  • 若者はなぜガンプラしか作らないのか?

    若者はなぜガンプラしか作らないのか?

    これは僕の長年の研究課題なんですが、
    若い人だけでなく、もうちょっと上の中年世代ですらガンプラしか興味無いと言う人が増えているような気がする。
    中学校時代、クラスメートにガンプラが好きって奴は一人いたけど、プラモが好きなんて人は一人もいなかったな。

    まあ元々プラモなんて大人向けの趣味な所はあるとは思うんだけど、それにしてもスケールモデルはちょっと高齢世代に偏りすぎじゃないか。

    なんと言うか、スケモと言うのは昔から楽しんできてるおっさん世代が作る物というイメージがもう完全に定着してしまってて、そうしたイメージがますます若い人からプラモを遠ざける原因になってるんだろうなぁ。
    言っちゃ悪いがネットの模型ブログを見ても、作っているのはおっさん世代ばかり。
    僕の偏見かもしれませんが、今スケールモデルを作ってる人って殆ど50代より上の世代じゃないでしょうかw
    特にミリタリーモデルともなれば、若い人で楽しんでる人はほぼ皆無だろう。

    絵画・写真・音楽・デザイン・芸能・・・クリエイティブな業種は世の中に幾らでもあります。
    そんな中で極めて人々の興味関心が低いのがプラモの世界じゃないでしょうかね。
    別に若者が別にプラモを楽しんでも何ら問題が無いのに、「プラモなんておっさんが作るもんでしょ?」と言うイメージが定着してしまっている以上、彼らの興味の対象に挙がることすらないのかもしれません。

    プラモの値段が高いからと言う人も居るんだけど、それは間接的な原因でしかないと思います。
    安くなればみんな買うか?と言うとノーでしょう。
    最近はガンプラだって高いやつは結構良い値段するしね。

    興味が無いという点では若者の自動車離れと同じ現象なのかもしれません。
    若者がスポーツカーみたいな車に興味を示さなくなったのと同様に、スケールモデルに興味を示さない。
    スポーツカーなんて言葉もいまや死語になりつつありますが・・・

    車の場合は日常で使うものですから利便性や経済性も重視されるわけですが、プラモには税金があるわけでもなく免許も必要無いし車に比べれば全然お金のかからない趣味なのに、それでも作る人が少ないのはやっぱりただ「興味が無い」と言う事なのでしょう。

    僕は若者の○○離れという言葉が大嫌いです。
    それはまるで若者に原因があるかの様な言い方に聞こえます。
    でも実際に遠ざける原因を作っているのは我々大人世代ではないか・・・

    それは近年のプラモ業界を振り返ってみても明らか。
    大人達の都合により行き過ぎたディテール競争・メーカ間競争が起きその結果プラモの価格は跳ね上がり製作難易度は上がり、中高齢世代の購買層は獲得したのかもしれないが若者には手が出せない代物と化してしまった。
    残念ながら今後も低年代層よりも大人をターゲットにした商品展開は続けれていくでしょうね。

    プラモが趣味と言っても恥ずかしく無い時代・・・うん、来ないだろうなww


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